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【お金の若者離れ】若者の○○離れはなぜ起きるか

こんにちは。吉田です。

テレビなどで「若者の○○離れ」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。

○○の部分は車や時計、テレビなど、様々なモノが当てはまります。
その当てはまるモノに対して、若者が興味を全く持っていないことから、「若者の○○離れ」という呼称が使われます。

私としては、「そもそも最初から近づいてすらいないんですけど?」というようなモノも多いです。
しかし、若者はなぜそんなに「離れている」のでしょうか。

今回は、「若者の○○離れ」について、本質的な原因と対策をご説明したいと思います。

  • 若者が離れたモノ
  • お金の若者離れ
  • 若者はモノの本質を見る
  • 若者に金をばらまけ
  • そもそも若者の○○離れとは

若者が離れたモノ

以下のソースを参考にすると、若者が離れていったコンテンツとは、以下の通りです。

【納得】平成の「〇〇離れ」ランキングが発表される → 車や新聞を抑えて1位になったのは…

  • 第1位:タバコ
  • 第2位:新聞
  • 第3位:ギャンブル
  • 第4位:ゴルフ
  • 第5位:恋愛
  • 第6位:車
  • 第7位:ゲーム
  • 第8位:結婚
  • 第9位:カラオケ
  • 第10位:お酒
  • 第11位:テレビ
  • 第12位:海
  • 第13位:読書
  • 第14位:年賀状
  • 第15位:音楽

1位のタバコなんて、離れて当然だと思いますがね。

今の若者は非常に賢いので、病気に対する予防意識も非常に高いです。
タバコとかいう病気を誘発しやすいリスクに手を出そうとは思いません。

一個一個それぞれ細かく考えていると、本質が見えなくなるので、この辺にしておきます。

お金の若者離れ

そもそも、「若者の○○離れ」を考えるとき、若者が離れたものを個別に詳しく考えるより、若者から離れたモノを考えたほうが早く正解にたどり着きます。
そう、お金が若者から離れているのです。

現在、日本の賃金は順調に減っており、可処分所得が昔よりも減っています。
以下はソースです。

アベノミクス以降の実質賃金は、リーマン・ショック期並みに落ちていたという事実

この事実を理解したあと、もう一度若者が離れたモノを一瞥してみると、見事に金のかかることばかりです。
つまり、若者は離れたくて離れているわけではなく、離れざるを得ないという状況にあるのです。

若者がお金から離れることはなく、お金が若者から離れていっているのです。

「エン転職」での2015年の調査によると、20代の「働く理由」の第1位は「お金」(66%)でした(2位の「成長のため」は53%)。

引用元:職場の20代に「それってやりがい搾取じゃないですか」と言われた

また、賃金が低いだけならいざ知らず、今の若者は破綻寸前の年金制度を一方的に背負わされています。
自分たちが受け取るころには、存在しているかどうかもわからないのに。

2019年10月には消費税増税も控え、今の60代以上の人間によって引き起こされた少子超高齢化によって、社会保障費も上がっています。
よって、若者は自分に残された雀の涙ほどの金を、将来のために貯蓄せざるを得ないのです。

若者はモノの本質を見る

若者があらゆるモノから離れたのは、お金がないことも要因ではありますが、単純にモノの本質を見る力が鋭い、ということもあります。

車は走ればよい、時計は時間がわかればよい、食べ物は腹が膨れればよい。
モノを手に入れるとき、そのモノによって達成できる目的を捉え、よりお金のかからないほうを選んでいます。

結局、あらゆるモノに踊らされていた時代の人たちは、広告代理店とメディアの口車に載せられ、欲しくもないものを買っていただけです。
つまり、「流行らせたいものを流行っていることにして、流行らせる」という常套手段に踊らせていたわけですね。

よって、今の若者には広告代理店やメディアの買い煽りは効果がなく、自分が好きなものをきちんと見据えて、選んでいます。

若者に金をばらまけ

上述のことから、若者の○○離れなどと、若者を原因因子として見た議論は、全く意味がないこと分かります。
若者が離れたことになっているモノは、金がかかるものばかりで、若者にどうにか出来る話ではありません。

若者が本当に離れたかどうかを見定めたいならば、まずは若者に金を配りましょう。
それか、離れたことになっているモノを無償提供しましょう。

離れたことになっているモノを手に入れるための障壁を全部取っ払えば、本当に離れたかどうかがわかります。

それすらやらずに、上から目線で若者に対して偉そうな口を叩いてはいけません。

そもそも若者の○○離れとは

上述の通り、以前は広告代理店によって、流行らせたいものが流行っていました。
しかし、今はインターネットの広告ロジックによって、ユーザーが好きなものが広告として表示されるようになっています。

つまり、以前は流行らせたいものを広告として出して、流行らせていました。
購入する消費者当人が好きかどうかは、二の次だったのです。

今は逆で、まずはその人が何が好きかを分析して、それとつながりのあるものが広告として表示されています。
消費者目線でモノが消費されているのです。

よって、今の若者は、好きなモノにだけ集まる、という本来あるべきモノの消費スタイルに還っているのです。
人間としてもロジックとしても、不自然なのは「若者の○○離れ」とか主張している側の人間なのです。

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