こんにちは。吉田です。
最近筋トレブームがすごいことになっていますね。
私は2010年頃から筋トレをやっていますが、ここ最近の筋トレに対するイメージの変化に驚いています。
最近流行っている筋トレはマッチョになりたい人だけではなく、健康志向の一環として筋トレを始めている人も多いようです。
実は私の筋トレも、もともと健康志向がベースとなっています。
そこで今回は、健康志向をベースとした私独自の「維持筋トレ」という概念についてご説明いたします。
今流行りの筋トレブームを凌駕する、普遍的で圧倒的な筋トレに対する姿勢です。
目次
- 「維持筋トレ」とは
- 長続きさせるためのコツ:その1
- 長続きさせるためのコツ:その2
- 筋トレは自分のためだけじゃない
- 維持筋トレは無理しないことである
「維持筋トレ」とは
維持筋トレとは、マッチョを目指す普通の筋トレとダイエット向けフィットネスの中間のような筋トレのことを指します。
コンセプトとしては以下のような感じです。
- 基本的にマシン不使用、自重トレーニング中心。
- ジムには行かない。自宅でトレーニングする。
- プロテインはキチンと摂る。
そして重要なのが、以下のような考え方、方針です。
- 疲れているときややる気がないときは無理しない。
- 出来るだけお金をかけない。
- 死ぬまでやる。
やり方や考え方のベースは、すべて最後の「死ぬまでやる」に集約されています。
これは比喩ではなく、言葉通りの意味です。
長続きさせるためのコツ:その1
死ぬまでやるためには、出来るだけランニングコストやリスクを低減すべきです。
ジムに関しては、初心者のうちはトレーニングの学習として通ってもいいと思いますが、累計コストがかかりすぎるため、最終的には自宅で済ませたほうが良いと思います。
また、マシンで筋トレをやると、腰痛や腱の断裂などの怪我に繋がる可能性が増えます。
私は一度ダンベルで調子に乗って、ぎっくり腰になりました。※人生初ぎっくり
体つくりのために行っている運動で怪我をしてしまうことほど、悲しいことはありません。
維持筋トレでは、マッチョになるより、エクササイズで美ボディになるより、続けることに大きな意味を置いています。
維持筋トレは金も体も出来るだけ消耗させない。
これが鉄則です。
なにせ死ぬまでやるんですからね。
長続きさせるためのコツ:その2
そして、一番大事なのが、死ぬまでやるためのモチベーション維持です。
出来るだけ「やらなきゃ」という使命感とも言えるモチベーションは捨てたほうが長く続きます。
実は、このやらなきゃ、という使命感こそが、筋トレにおける大きなデメリットだったりします。
被験者の年齢、性的指向、体重、教育レベルに関係なく、筋骨のたくましさを求める事と、うつの関係が顕著であることが判明しています。 また筋肉に対する強迫観念を持つ人は筋肉増強のサプリメントやアナボリックステロイドを取る傾向が4倍高く、また週末にアルコールをより多く摂取する傾向にあったとのこと。
引用元:筋トレに夢中になることのダークサイドが研究で示される
一度でも美しい・たくましいボディを手に入れてしまったら、維持したくなるのは当然のこと。
健康のためにやる筋トレに追われて、鬱になってしまったり、体を壊したりしてしまったら本末転倒です。
維持筋トレの場合は、やる気がなかったらやらなくていいのです。
私も2010年頃から筋トレをやっている、とは言うものの、数ヶ月という期間でサボっていた時期もありました。
しかし、筋肉にはマッスルメモリーという不思議な力があります。
これにより、長期間サボった場合でも、短期間で筋肉量を戻すことができます。
このマッスルメモリー、筋トレしたことない人にとっては都市伝説みたいな話ですが、私は何度も実感しています。※つまり、何度も長期でサボっている
私の場合、数ヶ月単位でサボりますが、焦って数週間ちょっと頑張ると、すぐに元に戻ります。
もともとサボる前の筋肉量が普通に毛が生えた程度ですから、すぐに戻ったのかもしれません。
しかし、維持筋トレはマッチョになることが目的ではないので、十分です。
やる気がない、元気がない、体力がない、そんなときはやらない。
死ぬまでやるために守る鉄則です。
筋トレは自分のためだけじゃない
なぜ、普通の筋トレやフィットネスではなく、維持筋トレをおすすめするのか。
それは、今後一生自分の身体的健康を管理出来る力を身に着けることにあります。
そして、自分の身体的健康を管理することで、将来的に被介護者になるリスクを低くすることが出来るからです。
被介護者になってしまう理由は、認知症と身体的不自由がほとんどを占めています。
維持筋トレによって、この2つのうちの身体的不自由による被介護者化を防ぐ事ができます。
私の祖母はすでに80代後半ですが、近年まで農作業をしていたために、身体的不自由とは無縁なくらいに動けます。※頭はさておき。
当たり前ですが、祖母はジムに行っておらず、筋トレすらやっていません。
それに比べ、老人ホームに住んでいる高齢者の弱々しさは、もはや私の祖母とは違った存在に見えます。
事故や病気で要介護になった場合を除き、同じような暮らしをしていて、これだけの差が出るのです。
この両者の違いは、その昔に運動をしていたかどうかは全く関係なく、常に体を動かしていたかどうかではないでしょうか。
維持筋トレがもたらす効果は、自分が払う介護料金を浮かせることや、常に健康的という自分へのメリットだけではありません。
将来を担う若者たちに老人の世話をさせるという非生産的作業から解放する、という大きな意味もあります。
維持筋トレは無理しないことである
よって、今は若くても、将来に投資すると思って、維持筋トレをやってみてください。
適当なレベルからゆるーく始めていきましょう。
プッシュアップバーや腹筋ローラーを買っても良いし、超最小限に始めたい人は、マシンを使わない筋トレメニューを教えてくれる無料アプリを利用しても良いと思います。
今は検索するだけで、いろいろなアプリが出てきます。
とりあえず、なんとなく始めてみましょう。
筋肉がなかなかつかなくても、気にしなくていいです。
最初の一年は誰がやっても、どんなメニューをこなしても、大して筋肉はつきません。
何度もいいますが、筋肉をつけることが目的ではないので、焦る必要はありません。
今後何十年と続けるので、気楽に続けて行きましょう。
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