カテゴリー
働き方改革

【働き方改革】もはや働き方訓練になってしまってる件

こんにちは。吉田です。

近年、働き方改革が盛り上がっていますが、あなたの職場では何か変わったことはありましたか?
私自身は働き方改革の中で謳われている改革案をきちんと遂行している方ですが、以前から思っていることがあります。

そもそも働き方改革において、個人でできる改革などたかが知れているということに。

リーマンとして働くということは、基本的に他人と一緒に働きます。
よって、一人が一生懸命働き方改革なんてやっても、実現できることはかなり限られてきます。

今回は、もはや働き方改革が働き方訓練になってしまっている現状についてご説明いたします。

目次

  • なぜ改革が起こらないのか
  • 改革しない人は中堅以降に多い
  • やらない人に理由を与える
  • やっている人が有利となる雰囲気作りが必要
  • 誤った働き方の正義を改めよ

なぜ改革が起こらないのか

世の中の風潮として働き方改革が巻き起こっていることになっていますが、実際は残業規制が厳しくなった程度でしょう。
働き方改革の一環として、残業規制だけではなく、在宅勤務に付随するテレワークなどもあったはずです。

しかし、テレワークをやっている人たちはほんの一部で、しかも、あまり定着していない感が否めません。
なぜテレワークが定着しないのでしょうか。

理由はテレワークをやらない人にあります。

テレワークにおいても、ほかの人とのコミュニケーションは必要になります。
そんな時、相手方がリモートでのコミュニケーションに不慣れな場合、例えば、メールやWeb会議が苦手な場合は、テレワーク出来る人が出来ない人に合わせるしかありません。

その結果、本来数日間連続でテレワークしても問題ない人が、わざわざ出勤して会議に出たり、打ち合わせをやってあげなくてはならない状況になります。

これが働き方訓練です。
つまり、改革を起こす以前に、そもそも働き方がザルな人をなんとかしなければならないのです。

Web会議なんて、そこに当人がいるかいないかの違いで、対面となんら変わりません。
しかし、テレワーク出来ない人は、マイクを準備することすらやらないのです。

改革しない人は中堅以降に多い

さて、上記で働き方がザルな人の訓練だと申し上げました。
ここで、働き方がザルな人=若手だと思ったでしょうか。

実は真逆で、中堅以降の自分の働き方が確立してると思っている人ほど、改革出来ないものなのです。
実際、私は部の中では結構若手のほうですが、定時退社日数とテレワーク実施数は一番です。

働き方が確立してると思っている人は、それが自分のワークスタイル、と思っていらっしゃるでしょう。
しかし、たかが場所を変えたくらいでブレるワークスタイルなんて、そもそも確立されていないのです。

働き方が自分の中で確立されているなら、場所を変えたくらいでブレるはずがありません。
テレワークが出来るような業種の人は、ネットとPCさえあれば、仕事が出来るはずです。

つまり、それは確立しているのではなく、惰性によるただの悪い癖です。

よって、そんな悪い癖すらついていない若手のほうが、働き方改革の方針には従いやすいのです。

やらない人に理由を与える

やらない人にやらせるためには、理由を与えるのが一番です。
改革というのは多少手荒なくらいがちょうどいい。

おそらく、やらない人は何かにつけて理由を並べてやろうとしません。
環境がないだとか、業務の都合上できないとか、そういうことを言い続けます。

先ほども言いましたが、ツールを介した場合と対面でのコミュニケーションの違いなんてありません。
Webカムを使えば顔も見れるし、資料も画面に共有しながら打ち合わせ出来る時代です。

よって、会社側からキャンペーン的にでも、改革をやれ、という声かけが必要です。
これにより、やらなかった人だけでなく、やりたかったけど周りを気にしてやれなかった人の動機付けにもなります。

また、もともとやってた人が大手を振ってやれるようになるというメリットもあるため、全社的な強制キャンペーンは必須です。
やってもいいけど、やるかどうかは個人の裁量に任せる、というのなら、改革などやらないほうがマシです。

やっている人が有利となる雰囲気作りが必要

上記の理由付けとセットで、やっている人が有利になるような雰囲気作りも重要です。

たとえば、テレワークのメリットなんて語らなくても簡単に想像がつくはずなんですが、意外にわかってない人が多い昨今です。
テレワークをすると通勤時間がなくなり、自由時間に充てられるメリットがある、だけでなく、逆にテレワークをやらない人はそういった時間を無駄にしている、くらいまで語ったほうが強く伝わるでしょう。

人によっては、メリットだけを語っても、あっそふーん、で終わる人が結構います。
人間は損をしなくない生き物なので、メリットとセットでデメリットを伝えると、やったほうが損しない!という心理状態になって効果的です。

これら二つの施策を実施するだけでも、改革は強く進みます。
改革には環境や制度が必要と思っているかもしれませんが、環境や制度が整ってもやらない人は一生やりません

そもそもテレワークで使うSkypeなどのコミュニケーションツールは、十数年前から一般的に利用されていたツールです。
それを仕事にも活用しようとなったのが、働き方改革です。

よって、まったく新しいことなんてやってないのです。
やろうと思えば出来たことをやっているだけなのです。

よって、改革している人の足を、改革していない人が引っ張り続けてる現状をどうにかするしかありません。
これでは改革などいつまでも起こりません。

誤った働き方の正義を改めよ

本記事をご覧いただいて、働き方改革を真面目に取り組んでいる人に、ちょっとでも勇気を与えられたら本望でございます。

逆に、取り組んでいない人は目を覚ましましょう。
目を覚ましましょう、というか、優秀な人に迷惑をかけていることを自覚しましょう。

取り組んでいない人は取り組んでいない人なりの正義があるのかもしれませんが、それは特殊な事情を除き、記事中で説明しているようなおかしい正義です。

働き方改革なんて、政府がキャンペーン的に打ち出したしょうもないムーブメント、と思っている人もいるかもしれません。
しかし、我々労働者にメリットがある改革案もあります。

よって、この機会を口実に、働き方をガバっと変えたほうが、最終的に我々労働者にメリットがあるのです。

この機を逃し「やっぱり働き方改革は失敗だったね、アッハッハ」で終わったら、次に働き方が改革されるのはいつになるかわかりません。
働き方改革のもとを辿れば、電通の社員が自殺したことがそもそもの発端です。

働き方改革を取り組まない人は、また誰かを殺すつもりなのでしょうか。
そこに正義はありますか?

働き方改革は、取り組んでいる人、取り組んでいない人どちらにもメリットがある運動です。
自分に出来るだけの行動を起こし、もし、出来なかったら、出来る人の足を引っ張らないような心遣いを持って働きましょう。

スポンサードリンク