こんにちは。吉田です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、神奈川県大和市は16日、市民にマスク着用の徹底を呼び掛ける「おもいやりマスク着用条例」を制定、施行いたしました。
以下はソースです。
試みとしてはすごい好きなんですが、やはり条例である以上、罰則はほしいところですね。
感染拡大防止のためには、こういった条例と罰則が必要なのですが、なかなか難しいところもあります。
そこで今回は、マスク未着用者には罰則を設けるべき理由とその難しさについてご説明いたします。
目次
- 罰則を設けるべき理由
- なぜマスクをつけないのか
- 感染拡大防止のためにやるべきこと
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罰則を設けるべき理由
罰則を設けるべき理由の根拠は、今の時期にマスクをしない連中の良心にゆだねられているという点です。
そんな連中の良心に頼って、果たして効果はあるのでしょうか。
マスクしよう、手洗いうがいしよう、などはネットでもテレビでもさんざん見かけるものです。
こういったメディアと条例の違いは、「呼びかけだけ」ではなく、「罰則もつけて強制力もつけられる」というところにあります。
ネットやテレビ等のメディアと同等に「呼びかけだけ」で終わっていては、条例の優位性がありません。
出かける前に、「マスクつけないとヤバいんだった」と思わせるくらいの強制力がある罰則を設けるべきです。
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なぜマスクをつけないのか
だからといって、じゃあ罰則をすぐにつけよう、というのも短絡的だと私は思っています。
マスクをしない連中には、様々な理由があります。
元々マスクが嫌い、息苦しい、めんどくさい、忘れてた、などです。
しかし、これらとは全く違った角度でマスクをつけない理由があります。
それが、現在のマスク品薄状況です。
家にマスクがないのであれば、マスクを着けていないのは致し方ないのです。
本当の理由は「めんどくさかったから」であったとしても、今この状況ならば、マスクを着けていない、着けられない、と適当に嘘をつけるのです。
条例を作る前にやるべきなのは、日本の製造業に金をばらまいて、マスクを増産することです。
そして、「家にマスクがない」という理由を完全に封殺すれば、条例に罰則を持たせられるのです。
とはいえ、今回条例を出した大和市は、条例と同時に家庭で作れる布マスクの作成方法動画も発表しているので、「マスクがない」という理由は封殺できるのですがね。
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感染拡大防止のためにやるべきこと
ここで注意していただきたいのは、私はマスク未着用者をしょっ引きたいわけではございません。
外出時のマスク着用を徹底させ、感染拡大防止をしたいのです。
そのためには、メディアによる呼びかけだけではなく、条例などによる強制力も必要です。
マスク未着用者は塀の中に入ってろ、などとは毛頭思っておりません。
また、コロナ騒動後にも、この意識を継続させたいという思いもあります。
風邪やインフルだとしても、日本人はマスクもつけずに外に出るアホが後を絶ちません。
コロナすなわちマスク、という規模の小さな話ではなくて、ここから普通の風邪やインフルの予防意識にもつなげるために、こういった条例は今のうちに出しておくべきなのです。
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