こんにちは。吉田です。
相次ぐ老人の危険運転を受けて、東京都は急発進防止装置の設置費用の9割を負担するという発表をしました。
以下はソースです。
正直なところ、なぜ個人の移動手段の一つである車に税金を使うのか意味不明です。
そんなことを支援するくらいなら、老後の資産は自助努力、などというべきではないのでは、と思います。
今回は、急発進防止装置に支援するくらいなら年金をなんとかすべき理由についてご説明いたします。
目次
- 東京都で運転する者へ税金を使う
- 必ず必要な年金は自助努力込み
- 自助努力か、国家支援か
東京都で運転する者へ税金を使う
そもそも、公共交通機関が整いまくっている東京都で、車を運転しなければならない状況が意味不明です。
老人がそんなに生き急いで何をするんでしょうか。
実際、私は実家の田舎では車を運転していましたが、今は電車が数分に一本の頻度で来るため、一切運転していません。
車を運転すると、取り返しのつかない加害者になるリスクもある、という理由もあります。
雪国で無事故無違反だった私ですらこう思っているのに、びっくりするほどヘタクソな都内の老人ドライバーは何を考えているのでしょうか。
しかも、東京都は店が至る所に充実しているため、生活に困りません。
そんな優先度の低い”東京都の老人ドライバー”に、なぜ税金を使う必要があるのでしょうか。
必ず必要な年金は自助努力込み
一方、実質賃金が下がり、消費税増税が控えている現代では、老後の生活のために2000万もの”自助努力”が必要とされています。
かたや、安全装置に9割も出してもらっているのに、年金は支払った金額の9割も返って来ません。
なぜ、老化して足が衰えているとわかっているのに、税金で支援されるのでしょうか。
なぜ、破たんするとは露とも思っていなかった年金が、自助努力を強制されるのでしょうか。
人間に限らず、犬でも猫でも、老化したら移動しづらくなるのは誰でも知っています。
なぜ、そんな当たり前の現象に”自助努力”しなかった人間に、税金を使うのでしょうか。
私の以下の記事でも紹介していますが、筋トレは全員が死ぬまでやるべきものです。
筋トレは自分のためではなく、最終的に社会貢献になるんです。
自助努力か、国家支援か
これらのことからわかる通り、今の政治には一貫性がありません。
自助努力すべきところと、国家支援すべきところがブレブレなのです。
老後の資金について自助努力を掲げるなら、老人の足も老人自身で考え、対処すべきです。
逆に、東京都の老人ドライバーに9割も支援するなら、年金も払った分の9割くらい出すべきです。
今の国政は、話に一貫性がないから、批判が山のように出るのです。
そもそも、車は生活に必ず必要なものではありませんが、お金は生活に必ず必要なものです。
車とお金、比べること自体が、もはやお門違いなのです。
これを機に、東京都の真似をする自治体が増えないことを祈ります。
やはり、免許の年齢上限を設定したほうが、予算も手間もかからなくていいでしょうね。
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