こんにちは。吉田です。
TwitterでNHKの集金人と名乗る人物が一般宅に不法侵入してきたという話が話題になっています。
以下は元となったツイートです。
https://twitter.com/milkmaru22/status/1116655361497296898?s=19
一応、集金人とは名乗っていますが、そうでない可能性もあります。
しかしながら、今回の事件はNHK側にも少なからず問題があります。
今回は、NHKは家宅訪問による契約をやめるべき論理的理由をご説明いたします。
目次
- 事件の概要
- 家宅訪問するという前時代的なやり方
- 頼んでもいないやつが家に来るな
- NHKは家宅訪問をやめるべき
事件の概要
被害者はインターフォンで宅配業者の名を騙られてしまったため、扉を開けてしまったようです。
侵入者は、いきなり家に入って靴を脱ぎ、家に上がりこもうとしたようです。凄まじいスピード感です。
このあと、被害者は押し問答を繰り広げた末、集金人を追い返し通報したようです。
しかし、一歩間違えれば強姦・強盗被害にも発展した事件です。
とても恐ろしい事件ですね。
以下の記事でも書いてありますが、NHKの集金人等が来たら、チェーン&扉隙間開けは基本です。
しかしながら、宅配業者を名乗っているので、非常に悪質です。
宅配業者が訪問して扉隙間開けする人は、ほぼいないでしょう。
家宅訪問するという前時代的なやり方
そもそも、NHKは家宅訪問して契約するという、前時代的なやり方を変えるべきなのです。
この女性の家のインターフォンがカメラ付きかどうか知りませんが、最近の宅配業者は私服みたいな恰好で来るため、見た目で何者かが判別付きません。
私の家に集金人が来たときは、スーツに社員証みたいなプラカードを下げた者が来ました。
インターフォンにカメラはついていますが、当然インターフォンのカメラの解像度ごときでプラカードの内容を確認することなど出来ません。
なので、結局対面で確認するしかないのです。
ヤマトや佐川の制服が、いかに身分証明としての役割を担っているかがわかりますね。
これほど訪問者への信頼で成り立っているコミュニケーションは、あまりにも前時代過ぎます。
私がNHKの集金人と名乗れば、どこのマンションも闊歩出来るということになります。
頼んでもいないやつが家に来るな
NHKに限ったことではありませんが、頼んでもいないやつが来たら扉を開けるべきではありません。
一人暮らしならなおさらです。
宅配業者ですら、自分が頼んだ記憶がなければ、居留守を使ったほうが良いでしょう。
郵便なら不在票を置いていきますし、宅配BOXがあるなら積極的に利用すべきです。
NHKも頼まれなければ、訪問すべきではありません。
NHKが来なければ、今回のような事件はなかったのですから。
NHKは家宅訪問をやめるべき
究極的に言うと、この事件の原因はNHKにもあるのです。
いやいや、とんでもないとばっちりだな、と思うかもしれませんが、とばっちりではありません。
もし仮に、これがAmazonプライムの集金人だったらどうでしょう?
「そんな奴聞いたことない」と怪しんで、扉を開けない人が大半です。
銀行等で「当行からお客様に対し、メールなどでパスワードの変更、または資産の振り込みを指示することはありません」という文面を見たことはありませんか?
これは、本物の銀行が仮に振り込み指示をメールなどで行ってしまうと、銀行を騙る人間もメールで振り込み指示を行えてしまうため、やらないのです。
銀行が本当にお金を振り込んでほしいときやパスワードを変更させたいときは窓口に呼んだりします。
利便性を欠いてでも、安全性を担保しているのです。
よって、NHKも「金輪際家宅訪問にて契約を行うことはありません。NHKを騙る人物が訪問しても弊社とは関係ありません」と宣言すれば、今回の事件の原因となることはありません。
それをやらなければ、仮にNHKの集金人を騙ったものが不法侵入を行っても、NHKは批判され続けて然るべきなのです。
今の月額契約サービスは、Amazonプライムやネットフリックス等の動画サービスを始め、電気、ガスのインフラですらネット契約&口座・クレカ支払いが基本です。
何度も言いますが、NHK「だけが」時代遅れなのです。
時代錯誤な方法を採用しておきながら、自分は関係ない、という態度は許されません。
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