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【意味不明】部下でもパワハラ認定される!?

こんにちは。吉田です。

なんと、平成26年に当時50代の静岡市職員の男性が自殺した原因として、”部下のパワハラ”があったということを地方公務員災害補償基金静岡市支部が認定しました。
以下はソースです。

部下パワハラで静岡市職員自殺、公務災害認定

50代の職員が自殺してしまったのは悲しき事実ではある一方、自殺原因が”部下のパワハラ”ってもう訳が分かりません。
当たり前ですが、部下がパワハラすることは原理的に出来ません。

今回は言いたいことは、部下のパワハラが原理的に無理である理由と”ハラスメント”という言葉で遊んではならない理由をご説明いたします。

目次

  • パワハラとは何か
  • 部下によるパワハラ
  • ハラスメント遊びはやめよう

パワハラとは何か

このニュースを見て、自分の中のパワハラの定義が怪しくなってきたので、改めて調べてみました。

パワーハラスメント(和製英語: power harassment)とは、社会的な地位の強い者(政治家、会社社長、上司、役員、大学教授など)による、「自らの権力(パワーハラスメント)や立場を利用した嫌がらせ」のことである。

引用元:ウィキペディア

つまり、パワハラの「パワー」とは、腕力のような物理的な”力”のことではなく、主に権力や立場を指して使われる言葉です。
よって、自分より権力や立場が下である部下が上司に向かってパワハラをするということ自体が、パワハラの定義に反しているのです。

殺害方法が刺殺なのに、凶器が鈍器みたいな意味不明さです。

部下によるパワハラ

前述の通り、部下がパワハラをすることは出来ません。
自殺してしまった50代職員が、実際に部下から受けた”パワハラ”は以下のようになっています。

支部の認定通知書などによると、男性は26年4月に部署を異動。 慣れない職場での仕事を巡り、部下から繰り返し強い罵倒を受けた。 上司や周囲は部下の言動に気付いていたが対応を取らず、男性は同12月24日、職場で自殺したという。

うーん。50代職員の方は気の弱い方だったのでしょうか。
私なら、「こいつめっちゃ言ってくるな。後々のこと考えてボイスレコーダーでも仕込んでおくか。」くらいで済ましますね。

そもそも周りが気づいていたなら、自殺してしまった50代職員の上司に告げ口しなさいよ、と思いますがね。
自殺に追い込んだ部下はもちろん悪いですが、何もしなかった周りも周りです。

ハラスメント遊びはやめよう

少なくとも、今回のような前例があろうとも、部下がパワハラをすることは絶対に不可能です。
今でこそ、部下が悪質な上司に対してパワハラというリーサルウェポンを携えることが出来ましたが、上司側が権力とカウンターパワハラ両方使えてしまうとか意味不明です。

そもそも、こうやってハラスメントで言葉遊びするのはやめるべきです。
以前の記事でロジハラとかいう意味不明なハラスメントについて言及しましたが、ハラスメントで言葉遊びをすると、いつまでも法整備が進みません。

2019年5月、パワハラ防止法が成立しましたが、罰則規定は見送りされました。

これは私の予想ですが、社会全体として、どういったものがパワハラなのか、定義がみんなの中であいまいなのです。
定義があいまいなものについて罰則を規定することは非常に危険であり、冤罪を被ってしまう人が多く出てしまうから、罰則規定が見送りになったのではないかと予想しております。

それもこれも、ただのモラハラを自分が正論で返せないからロジハラといって新しく定義してみたり、部下がパワハラをしている、などと意味不明なことを口走っている人が多いからです。
今回自殺に追い込んだ職員は罰せられるべきではあるものの、パワハラを行ったとして罰せられるべきではありません。

パワハラ防止策を立てることは非常に重要ではあります。
しかし、一番に急ぐべきは、各種ハラスメントの明確な定義であると思います。

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